スポンサードリンク



中国経済
中国経済 : 中国の物価上昇と金利
投稿者 : hiropon 投稿日時: 2007-12-27 18:26:46 (1566 ヒット)

タイトルの通りに中国の物価上昇と金利です。限られた時間の中なのでちょっぴりさわりだけ見てみたいと思います。

最近の金利動向とCPI動向、預金準備率動向の3つを見てみます。いずれも有名な数値であり、ニュースなどでも頻繁に出てくる数値です。

まず、物価上昇率を見てみたいと思います。これは良く報道されるCPI上昇率で、昨年比になっています。5月までは3%台だった訳ですが、6月に4%を超えたという事で大騒ぎしていたら、何と7月には5%を超えて、その後は6%越えが常態化してしまったという事が分かります。つまり、中国国内においてかなりの物価上昇が起きたことは明らかという訳です。

<CPI上昇率>
5月3.4%上昇
6月4.4%上昇
7月5.6%上昇
8月6.5%上昇
9月6.2%上昇
10月 6.5%上昇
11月 6.9%上昇
*ヒロポンが各社ニュースなどから抜粋

続いて、中国の預金金利にはいろいろありますが、ここでは報道などにも良く使われる1年もの預金金利を見てみます。今年、利上げが6回行われており、先日21日の久々の利上げは記憶に新しい事と思います。利上げの幅は一定して0.27%を保っており、利上げの時期だけがずれている事になります。

<預金金利利上げ(1年もの)>
3月19日 2.52% → 2.79%(0.27%)
5月21日 2.79% → 3.06%(0.27%)
7月23日 3.06% → 3.33%(0.27%)
8月22日 3.33% → 3.60%(0.27%)
9月17日 3.60% → 3.87%(0.27%)
12月21日 3.87% → 4.14%(0.27%)
*ヒロポンが各社ニュースなどから抜粋

上記の預金金利を名目金利として、その名目金利から物価上昇を引くと、実質金利というものが出てきます。簡単な計算してみると現在の実質金利は−3%になっていると考えられます。04年から07年にかけておおよそ0以下で動いています。物価上昇は大きく、金利が低い状況だった訳です。実質金利がこのような状況では、お金を預けても目減りしてしまいますので、銀行にお金を預けるのは得策ではありません。逆に、銀行からお金を借り受ける時は有利な金利で借り受けられます。

続いて、こちらも良く報道などで目にする預金準備率を見てみます。引き上げが続いており、先日12月25日にも引き上げられた訳ですが、そもそも預金準備率自体が銀行の預金準備の割合を表すので、貸し出し規制にあたります。貸し出しを規制しているにも関わらず、物価が上昇して、実質金利が低くなってしまえば、規制したところで物価が更に上昇してしまえば、あまり意味持たなくなっちゃいます。政府のコントロールが利きにくくなっていると思いますね。

<預金準備率>
1月15日 9.0% → 9.5%
2月26日 9.5% → 10.0%
4月16日 10.0% → 10.5%
5月15日 10.5% → 11.0%
6月05日 11.0% → 11.5%
8月15日 11.5% → 12.0%
9月25日 12.0% → 12.5%
10月25日 12.5% → 13.0%
11月26日 13.0% → 13.5%
12月25日 13.5% → 14.0%


印刷用ページ このニュースを友達に送る

投稿された内容の著作権はコメントの投稿者に帰属します。
スポンサードリンク




楽天市場
カテゴリ別最新ニュース