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世界経済
世界経済 : 原油価格が再び最高値更新で1バレル115.54ドル
投稿者 : hiropon 投稿日時: 2008-04-18 10:58:31 (1436 ヒット)

17日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、4日連続で取引時間中の史上最高値となり、一時的に1バレル115.54ドルをつけました。どうしてこんな高い価格がつくのでしょうか?石油の先物市場の構造を簡単に理解しておく必要があります。このニューヨーク商業取引所(NYMEX)で取引されるテキサス州のWTI原油は、実際には1日40万バレルぐらいしか生産量が無いのに、ニューヨーク商業取引所(NYMEX)において1日7億バレルも取引されています。実際の生産量の1700倍の取引がされており、これが世界の原油価格を決めるのです。

ドル建てなので、ドルが減価すると原油価格は上がるのです。現在の原油価格の高止まりもこの「ドル安」を指摘する学者も多いです。また、「原油の価格」の決定要因が需給によって決められるのではなくて、投機の流れによって決まってしまっています。商品ファンドは、原油を材料にして商品として販売しやすいので、商品ファンドの資金が大量に入ってきているのも高止まりの要因であるとされています。

以前にも書いた事を繰り返すのですが、WTI先物の価格が決まって、英国ブレント(brent)先物→ドバイ(dubai)、その他の先物価格が決まるという現在の世界の構造上では、WTIの先物が世界の経済に与える影響も非常に大きくなっています。このWTIの原油価格が上昇する事によって、英国(既に原油輸入国になっているが)、ロシア、中東のドバイ、その他参入国などでは、お金が余るようになってきており、一部の国では原油を原資としたSWFも作られています。そのSWFの資金の一部は米国、英国、香港などの市場に再び流れ込む事になっており、市場を押し上げる原動力となっています。

分かりやすく解説している動画ですので、是非見といて下さいね。
youtubeから
日本のTVで著作権の問題があるので、URLのみ引用しておきます。
http://jp.youtube.com/watch?v=KaSXQ9kfDIE

石油の需給動画(参考までに)
Gas Prices, Gas Gouging, Peak Oil, Elasticity, Supply Demand
http://www.youtube.com/watch?v=T7vGDwGLU7s

こういう状況が発生すると、たとえ不景気になったとしても需要の量はそれほど大きな変化が無いと考えられ、需要の量の変化が無い事は、相場を下落させない要因となります。不景気の中であっても相場が下落しなければ、各国は原油をそのまま生産し続けるので、供給ラインは下がらないままに価格が維持されます。こういった状況では、不景気でもインフレが発生する「スタグフレーション」が発生しやすいと考えられます。


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