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ロシア経済の推移

ロシアは、旧ソ連が解体された後の混乱の中で大きく落ち込みましたが、その後持ち直して、急成長を遂げてきている国です。中国と同様に社会主義的な経済体制から、市場経済に向けて舵をきり、今日では経済活動がより自由化・開放化されてきています。それに伴って、株式市場も急速な成長を遂げています。

<92年頃>
1922年に設立されて超大国として69年間続いたソ連が1991年12月に解体されました。ロシアのエリツィン初代大統領が92年1月から市場経済への改革を急ぎました。しかし、それまで社会主義経済であった地域の急速な市場経済化自体が無理があり、ハイパーインフレなどが起こる事で、経済は大きく傾きました。

<95年−98年頃>
市場経済が少しずつ浸透しはじめて、インフレも沈静化してきた時期です。97年にはGDP成長率も0.9%の成長に転じています。しかしながら、97年に発生したアジア金融危機の余波などを受けて98年にはロシア金融危機が起こって、ロシア経済は破壊的な打撃を受けます。この時にノーベル賞受賞者2人が関与していたロング・ターム・キャピタル・マネジメント(LTCM)が破綻します。

<99年−2000年>
1999年年12月31日にエリツィン初代大統領が辞任すると、首相であったプーチン氏が大統領代行に就任します。2000年5月より大統領になります。この頃に経済回復しはじめたアジアの国々などの石油需要などから石油価格は高騰し、ルーブル引き下げなどの効果もあって2000年に10%という近年にない高いGDP成長率を達成しました。

<2001年−2003年>
2001年9月11日にアメリカのニューヨークでテロが起こると、アメリカは軍隊をテロ事件の主犯格であるタリバンが潜むとされるアフガニスタンに向けて派遣する事になり原油価格が高騰します。ロシアは、この時期原油価格の高騰などを受けて、経済はエネルギー関連産業への依存度を強めながらも好調を維持していきます。

<2003年−2006年>
2002年に始められたイラク戦争であるが、2003年5月にブッシュ大統領が「終結宣言」をしたにも関わらず、なお長期化していました。イラク戦争の長期化、中国の急速な経済発展などによって、原油先物の価格は値上がりを続けます。ロシアはこの恩恵を被る形でGDPは5−7%前後で安定してきています。また、国民の所得が上昇することによって内需拡大が始まっており、エネルギー産業への依存度を低める政策が取られています。

<2007年−>
ロシアの最大の特徴は、経済がエネルギー産業に依存している事です。現在のロシアの好景気は、原油高などのエネルギー産業に依存する所が高いといわれています。その為に経済の多様化が急がれており、現状においても様々な改革が行われています。

【参考:ロシアの主要経済指標の推移】
  1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004
GDP -5.3% 6.4% 10.0% 5.1% 4.7% 7.3% 7.1%
インフレ(CPI) 84.4% 36.5% 20.2% 18.6% 15.1% 12.0% 11.7%
鉱工業生産 -5.2% 11.0% 11.9% 4.9% 3.7% 7.0% 7.3%
設備投資 -12.0% 5.3% 17.4% 8.7% 2.6% 12.5% 10.9%
実質可処分所得 -16.3% -14.2% 9.3% 8.5% 9.9% 13.7% 8.2%
小売り取引高 -3.3% -7.7% 8.7% 10.7% 9.2% 8.4% 12.1%
貿易収支(億ドル) 164 360 602 481 463 605 871
外貨準備(年末・億ドル) 122 120 283 362 478 778 1228
外務省ホームページ http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/russia/keizai.html など複数の資料、書籍よりヒロポン作成
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